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伊豆七不思議 手石の弥陀窟 SUP探検記

伊豆七不思議のひとつ 「手石の弥陀窟」にはこんな言い伝えが

潮の良き日、正午の頃、手石の海食洞 弥陀窟に入らば 信心あつき者にのみ

暗闇に阿弥陀三尊のお姿が光に浮かび上がる と 

江戸の頃は参拝者も多く 白隠禅師の墨跡も手石の青龍寺に残されているそう

弥陀窟は場所は手石港と小稲の間 

海からすぐ崖なので陸地からは降りられず 海から小舟で入るしかない洞窟 

大潮の時で1メートル程の高さ 幅は狭いところで2メートル程 

波もあるので大変なところ 陽が射してないと像が結ばないらしい

つまり 海況 潮 天候 と条件が揃わないと無理で 数か月で数日くらいでは

2021年夏の某日

ゲストハウスりんの目の前、弓ヶ浜大橋からSUPを漕ぎ出し、弥陀窟を目指す

自分のSUPは 風呂の椅子が取り付けられ 座って漕げる仕様 しかもカヤックの両端に

ブレードの付いたパドルでこぐ シットダウンパドルボード・SDP でらくちん安全

青野川を下り 弓ヶ浜をしり目に、ゴジラ岩を右折、ゴリラ岩の後ろの低いトンネルを抜け、弥陀窟の入り口へ

左手の崖の上に「南無阿弥陀仏」の塔が海に向かって建っている

明るい海から洞窟に入るせいもあり当然真っ暗 強力なライトが必須です

幅3~4m程、高さ1~2m程、波も入ってくるし、漕いだり照らしたり忙しい

この暗闇にオコナイの良い人には阿弥陀三尊がぼんやり光に浮かんで見える?との伝説だが、その真相とは・・・

実は弥陀窟は行き止まりの洞窟ではなく、2,30m程進むと左に折れ、別の出口穴から出られる、抜けている洞窟なのだ

それを知らず、真っ暗闇の中を進むと、(前方左手の別の穴からの)微かな光に、洞窟内の白い壁が浮かび上がって見えたものではなかろうか

明るい外洋から、たいまつ程度の灯りで、波音響く中、小舟で闇に目を凝らすと、一部の人のみ何かが 見えることがあるのでしょう

なお弥陀窟最深部、突き当たりは砂の浜でした、真っ暗の。

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